東かがわ市の町営墓地に、大島石の９寸やすらぎ型の和型墓石を建てさせていただきました。

こんにちは。弊社のブログをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。まるくに石工房の伏見です。

今回ご紹介させていただきますのは、東かがわ市の町営墓地に建てさせていただいた和型のお墓です。

こちらが完成した大島石の９寸やすらぎ型のお墓です。ご依頼くださったのは70代の男性で、寿陵墓（生前に建てるお墓）です。数年前からお墓の建立を考えておられ、展示場にも何度も足を運んでご検討いただいておりましたが、この度の消費税のタイミングがきっかけとなり、弊社で建てさせていただくことになりました。

 

こちらが建立前の墓地の様子です。もともと設置してあった境界ブロックの奥側が沈んでおり、お客様も「その辺りによく水溜りができている」とおっしゃっていました。将来的に地盤にゆがみが生じないように、基礎をしっかりと入れて工事を行いました。充分に転圧した上に砂利を入れて、その上から更に叩いてベースを入れてしっかりと地盤を固めています。
（残念ながら、工事中の様子を撮り忘れてしまいました）

お客様も工事の過程でたびたび現場に立ち会ってくださり、完成後には見えなくなってしまう部分の工事までしっかりとご覧いただくことができました。
「かなり頑丈に工事するんやなぁ・・・」
「これだけやっとったら、地震が来ても平気やろう」
と感心していらっしゃいました。

 

東向きあるいは南向きのお墓を好まれる方が多く、通路に面した方角は北になるため、角に入り口を設けて東向きにお墓を建てることになりました。法名碑の配置ですが、お客様ご自身が周囲のお墓を参考にされて、お墓を奥に寄せて法名碑を見やすい位置に設置するようにプランを立てておられました。

 

背面からの様子です。砂利は緑系の単色のものを選択されました。

 

お参りしやすいと好評をいただいている「やすらぎ型」のお墓です。ステンレスの扉の中に線香立て、ローソク立てが収納されており、火が消えにくくお掃除もしやすくなっております。

家紋は似たようなデザインで微妙な違いがある場合がありますので、お客様と一緒に本家のお墓を見に行って、間違いのないようにしっかりと確認をしてまいりました。

 

すっきりとお参りしやすいお墓が完成しました。出来上がったお墓をご覧になって、「図面で見せてもらった通りで良かったよ」と喜んでいただきました。

何度も工事の様子を見に来てくださり、建立の過程をご覧いただきましたので、ご安心されたのではないかと思います。この度はどうもありがとうございました。

 

株式会社 まるくに石工房　担当：伏見
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