庵治石で作るお墓のこだわり

庵治細目石の石質について

主な石質として淡青色の細かい石目に鱗状のかすかな紋様が浮かびます。石の結晶が非常に小さいのが特徴で、硬さは水晶と同じ硬度7度といわれています。

まるくにの「庵治細目石」のランク分けの名称と説明

まるくには石の目合い風合いによって価格と名称のランク分けをしておりますが、どのランクでもすべて同じ石質の「庵治細目石」です。
石の目合いに特別なこだわりがあるお客様におすすめできる商品です。他にはない目合いをもった美しさ。希少性は他に類を見ません。
きれいな目合いが多くのお客様に人気がある理由です。細目石の中でも一・二を競う人気の墓石です。
讃岐の女性のように「やさしく、気高く、力強く」そして“きれい”。庵治石の品質と由来を兼ね備えたまるくにの推奨品です。
低価格の外国産をお求めになるのなら、讃岐の国で生まれた庵治石のお墓で手を合わせていただきたいという思いを込めた、まるくにイチ押し商品です。

 

庵治石の歴史

庵治石の登場

庵治石の歴史は非常に古く、平安時代には京都で石材が大量に使用されたときには既に庵治石も使用されていたと考えられています。ですから、庵治石は平安時代から採石され、遠く離れた京都までも送り出されていたということがわかります。

庵治石の確立

江戸時代に入ると各地の城作りが盛んになりました。高松城の石壁、桜門の礎石、大阪城改築にも多くの庵治石が使用されていました。また、この頃、塩田で海水を炊いて塩を作る石釜に庵治石が使用されるなど生活の中にも根付いてきました。
明治、大正時代には経済発展や好景気により庵治石の需要は増加しました。また、次第に採石と加工が安易となりその結果、庵治石は全国的にその名を広めていくのでした。

庵治石の発展

昭和に入り、墓石や墓碑などの要望が増加してきます。加工の機械化や技術改良も進み、庵治石は飛躍的に発展していくのです。
現代では墓石をはじめ、様々な庵治石製品が生み出されています。さらには実用品だけではなく、アート作品も誕生し、身近に親しまれるようになりました。その結果、世界に誇る最高級石材としても認められるようにまでなったのです。

一般的な石で作られた墓石は10年20年と月日が経てば汚れてしまい、古びてしまいます。
しかし庵治石のお墓ではそのようなことがありません。いつまで経ってもお墓を美しく保つことができるのです。
お墓をこれから建立しようと検討されている方もいらっしゃるかと思います。
お墓は高価なものですので、後悔しないお墓選びをしなければなりません。故人をしのぶために、そして家族や子孫を守るためにも安心、安全なお墓を選びましょう。

庵治石のお墓を建立するのであれば、香川県の当社へご相談ください。お墓の種類もいろいろあるため希望の石材や大きさで用意することが出来ます。お引渡しまでの全ての費用が入った明確な価格の提示と完成がしっかりイメージできる提案書を分かりやすく作成いたしますのでご安心ください。

 

庵治石について

庵治石の特徴

墓石のダイヤモンドといわれる庵治石は香川県の庵治町、牟礼町で採掘されます。
庵治石はきめ細かい地肌に、磨けば磨くほどツヤを増します。そんな庵治石の最大の特徴は斑と呼ばれる模様です。表面は黒雲母が入り混じったまだら模様で細目、中目と分類されます。きめ細やかな細目になるほど貴重品として扱われています。また、水晶に近い優れた硬度を持っていることも特徴の一つです。彫られた字が崩れたり、変色したり、ツヤがなくならないといわれているのもこの硬さのおかげとなっているのです。

斑が浮くとは

石の表面が二重の絣模様のように見えることを斑が浮くといいます。
世界の石材の中でも類がないとされている独特の文様を生み出す現象です。希少性が高く、斑の模様によって価格が異なります。

墓石としての庵治石

庵治石が墓石として製品化されるのはほんの数パーセントと言われています。なぜ製品量が少ないのかというと庵治石の採石が非常に難しいことがあるからです。
庵治石一つ一つ、石目には違いがあり、それらを揃えるためには職人の熟練した技術が必要となります。
また、山傷やカサネ傷を排除するなど一つの製品を完成させるためにはかなり難しい、綿密な工程が必要とされるのです。このことから、庵治石の墓石は希少価値があることがわかります。

現在は種類や量の豊富さ、価格の安さから外国産の石でお墓を建てる方が増えています。しかし、日本の石は建設後年月が経っても修理や手直しが比較的安易にできるので結局はコストを抑えることができるのでおすすめです。
庵治石のお墓の建立をお考えなのでしたら当社へご相談ください。庵治町にて自社工場や展示場を構え真心込めてお墓の建立のお手伝いをいたします。見積もりや提案は無料で行っておりますのでご安心下さい。
お墓のタイプもいろいろあり、ご希望の石材や大きさを用意することが出来ます。また、お墓のリフォームも行っておりますので、お墓の悩みをお持ちの方にも最適です。

 

様々な活用が出来る庵治石

香川県の庵治町と牟礼町の、ごく一部でしか産出されない庵治石。庵治石は、細粒黒雲母花崗岩という種類の1つです。石の相対的な硬度を表すモース硬度7は、水晶と同じ硬さを誇り、「斑(ふ)」と呼ばれる独特の模様が美しいために様々な場所で活用されています。
こちらでは、庵治石がどのように利用されているのかについてご紹介します。

墓石

墓石は、自分だけの買い物ではありません。場合によっては、子や孫、ひ孫の代まで代々受け継いでいくものになります。
花崗岩は、元々お墓や建築資材として墓石に利用されやすい石ですが、その中でも庵治石のお墓は最高級品として重宝されています。
風化や外部環境による変形にも強いので、何代にも渡って維持管理しなければならない墓石には最適なのです。
産出している庵治町や牟礼町だけでなく、高松市やさぬき市など全国の様々な場所で活用されています。

建築資材

美しさと耐久性を兼ね備えている庵治石は、建築資材としても有効に活用されています。
例えば、玄関の表札。
家の顔と言っても良い玄関は、美しさを追及したいものです。名前の彫刻を施した後も、数百年単位でその美しさが残る石は、基材として最適です。
また、床材や天板材としてだけではなく、エクステリア用の間接照明や、灯篭などのオブジェとしても人気が高いです。

文化財

庵治石は、石材の中でも最高級品であるため、歴史的な文化財にも使用されています。例えば、香川県内にある屋島東照宮もその1つです。
屋島東照宮とは、讃岐藩松平家八代目松平頼義が、徳川幕府初代徳川家康公を祀るために造営した神廟です。
また、庵治町桜八幡宮の境内にある神明型灯篭は、庵治石で作られた最古の灯篭として庵治町の指定文化財となっています。
庵治町は高松市やさぬき市からも近い距離なので、観光で高松市などに訪れた際は、ぜひご覧になってみてください。

庵治石が様々に活用されている場所を、ご紹介しました。
当社では、そんな庵治石を使用した墓石の販売を行っています。
墓石は、長い期間に渡って様々な方が訪れるものです。
また、自分が死後納まる場所としては、見た目や風合いなどが心地よいものを選びたいものです。
タイプや価格などは、ご相談に応じてお選びいただくことが出来ます。
最近流行の終活を、墓石選びから始めてみませんか?