善通寺市の自治会墓地に庵治石細目の神道墓が完成しました。

こんにちは。弊社のブログをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。まるくに石工房の渡辺です。

今回ご紹介させていただきますのは、善通寺市の自治会墓地に建てさせていただいた神道式のお墓です。70~80才代の年長の男性の方が中心となって、ご家族皆さんで相談されてご依頼いただきました。

取引先からのご紹介でご縁がつながり、何社か検討されていた中から費用の面も含めて評価していただき、施工させていただくことになりました。

向かって右がもともと建てられていたご先祖様の個人墓です。その隣に家族が入れるお墓を新しく建立いたしました。ご先祖様のお墓となるべく形を揃えること、新しいお墓は三重台にして欲しいというご要望でした。(ご先祖様のお墓は棹石の下は2段、新しいお墓は3段です)

 

こちらが建立前の様子です。新規建立と併せて、ご先祖様のお墓もメンテナンスをすることになりました。

 

ご先祖様のお墓は墓石のクリーニングを行い、文字・家紋の色を入れ直し、花立もステンレス製に交換いたしました。また棹石部分に新たに免震加工も施しました。

 

新しく建てたお墓です。墓石、霊標とも庵治石の細目を使用しています。草が生えないように防草対策を施し、新たに砂利石を入れました。

お客様のご注文の中で特に注意を払ったのは、墓石の高さです。もともとのご先祖様のお墓は2段、新しいお墓は3段ですが、ご先祖様のお墓よりも高くならないよう、またあまり低くなり過ぎないようにして欲しいというご要望をいただきましたので、サイズ調整には特に気を配りました。また免震加工もしっかりと行っております。

3段になるとどうしても納骨スペースが少なくなってしまいますが、高さを制限してもスペースを確保できるようご提案させていただきました。地下に石枠を設けてご遺骨がしっかりと入るように工夫をしております。ここが工事の中でも難しいポイントでした。工事中の画像が無いので、お見せできないのが残念ですが、見えない部分もしっかりと石で作成しております。

 

綺麗になったご先祖様のお墓と並んだ新しいお墓です。ご先祖様のお墓との調和を非常に大事にされていましたので、高さの他に、石の目合いもなるべく合せて欲しいというご希望に添って、使用する石も選定いたしました。

ご親族の皆様も含めて、お施主様からは「いろいろと制限がある中で、こちらが思うとおりのお墓を作ってもらって本当に良かった!」と喜んでいただきました。

高さがご先祖様のお墓を越えないように、工場のスタッフと綿密に打合せして、いつも以上にミリ単位での石の加工に神経を使いましたので、設計通りの大きさに建てることができてホッといたしました。お客様に満足していただけてたいへん嬉しく思います。これからもどうぞ宜しくお願いいたします。

 

株式会社 まるくに石工房 担当:渡辺
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