愛媛県四国中央市の地域墓地にインドグリーンの洋型墓石を建立。

こんにちは。弊社のブログをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。まるくに石工房の渡辺です。

今回ご紹介させていただきますのは、愛媛県四国中央市の地域墓地に建てさせていただいた洋型墓石です。

こちらが完成したインドグリーンを使用した洋型墓石です。
ご依頼くださったのは同市にお住いの方で、ご高齢のご両親のための寿陵墓を建立されました。ＨＰよりお問い合わせをいただき、ご縁を頂きました。ありがとうございます。

 

こちらが工事前の墓地の様子です。以前から取得されていた墓地ですが、一時は永代供養にしようかとも考えておられたそうです。「せっかく良い墓地を持っているので、やはりお墓を建てよう」ということに決められて、ご依頼いただきました。

 

30㎡ほどもある広い区画に雑草が生い茂っていましたが、お施主様の方でシルバー人材センターに依頼されて、事前に整備してくださいました。
これだけ広い敷地なので、雑草が生えると管理がたいへんな負担になります。今後雑草に悩まされないように、全面にコンクリートを打つことになりました。

 

基礎工事が完了しました。砂利を敷いている部分も含めて全体にコンクリートを打っています。区画が広いためコンクリートの打設は大掛かりな工事になりましたので、土木工事の業者さんに依頼して施工していただきました。

 

木枠で囲んだ部分に石塔、参道の石を据えていきます。

 

シンプルで美しいインドグリーンの洋型墓石が完成しました。インドグリーンはインド産の緑系の石で、黒い地色の中に淡く細かい緑色が多く混じり、石質は硬く磨くことで美しい艶が出るのが特長です。竿石の文字と家紋の白が映えています。

 

当初は永代供養を考えておられたので、お墓自体はあまり大きくなくて良い・・・というご希望でした。ある程度の高さやボリューム感のあるお墓の方が区画の広さとのバランスが取れますので、舞台型（地上納骨式）の納骨室を作成し、その上に洋型墓石を据えました。
舞台型は納骨室内も広さがあり、ご遺骨が余裕をもって納められるようになっています。中に湿気が溜まらないように、左右の壁面には通気口を設けています。手前の家紋が彫刻されている石板が納骨室の蓋になっています。

 

墓地全体の様子です。入口から拝石を敷いて参道を設けました。

 

竿石に彫刻した文字はお施主様の筆によるものです。このように自筆の文字や絵などを彫刻することもできます。
また戒名は、竿石の背面側に彫刻していくことになります。

 

今回は、お施主様の方で事前に草刈りを手配して区画を整備していただき、コンクリート打設は土木工事の業者さんにお任せし、お墓の施工はまるくに石工房で行いました。三者の力を合わせての施工事例となりました。
お施主にはたいへん喜んでいただき、担当者としても嬉しく思います。お施主様のご両親にお目にかかる機会はありませんでしたが、お墓が完成してご安心いただけたのではないかと思います。
この度はご用命くださいまして、誠にありがとうございました。今後共、どうぞ宜しくお願いいたします。

 

株式会社 まるくに石工房　担当：渡辺
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