高松市の地域墓地に、猫のシルエットを彫刻した庵治石中目のデザイン墓石が完成しました。

こんにちは。弊社のブログをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。まるくに石工房の岩澤です。

今回ご紹介させていただきますのは、高松市の地域墓地に建てさせていただいたデザイン墓石です。

こちらが完成した庵治石中目を使用したデザイン墓石です。お施主様は高松市内にお住まいの方で、お身内の方が亡くなられてのお墓の建立です。展示場にお越しいただいたのがきっかけで、今回お墓を建てさせていただくことになりました。

 

前がオープン階段になった開放的なお墓です。石塔本体は「庵治石」の使用をご希望で、庵治石の中目で建てさせていただきました。
展示場のサンプル墓石の中からお好きなデザインを選んでいただき、それをベースに細かい部分はお施主様のご希望と取り入れて調整しています。砂利の下には防草コンクリートをしっかりと打っています。

 

一番下の台の角に丸みをつけることで、柔らかい雰囲気になりました。花立の前にステンレス製の防風扉付きローソク立てを設置し、香炉は水鉢部分の下をくり抜いて横置きにお線香を供えるタイプです。省スペースでお参りしやすい石塔周りになっています。

 

お施主様が大の猫ちゃん好きで、猫の絵柄を取り入れたいというご要望をいただき、竿石に猫のシルエット、拝石に足跡（肉球）が彫刻されています。竿石の左上にはクローバーの模様を彫刻しています。図柄はいくつかサンプルをお出しした中から、飼っている猫ちゃんに似ているシルエットのものをお選びいただきました。
拝石は滑り止めのビシャン仕上げ（ビシャンという名前のハンマーで石の表面を叩いて凸凹をつける）をした後に、肉球を彫刻して黒い塗料を入れています。

 

竿石の家名はアルファベットで彫刻しています。フォントも様々な種類がありますが、お好みのものを選んでいただき、図柄と合わせて配置などを検討いたしました。

 

イメージ通りのお墓に仕上がったということで、お施主様にはたいへん喜んでいただきました。拝石に肉球が彫刻してあるので、猫ちゃんもお参りに来てくれているような、ほのぼのとしたイメージが浮かびますね。
この度はご用命くださいまして、誠にありがとうございました。また何かございましたら、お声かけください。今後共、どうぞ宜しくお願いいたします。

墓地の状況、お客様のご要望に合わせていろいろとご提案させていただきますので、お墓の建立だけでなく修理やメンテナンスなど、いつでもお気軽にお声かけください。

 

株式会社 まるくに石工房　担当：岩澤
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