墓地改修工事で庵治石細目の13寸古代五輪塔が完成、東かがわ市の自治会墓地にて。

こんにちは。弊社のブログをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。まるくに石工房の岩澤です。

今回ご紹介させていただきますのは、香川県東かがわ市の自治会墓地でのお墓の改修工事の事例です。
ご依頼くださったのは京都にお住いの40代の男性で、弊社のホームページをご覧になり、遠方よりわざわざご来店くださいました。ご相談いただいたお墓は、墓地の左右に大きな樹木が茂り、墓石が傾いている状態でした。お施主様は選択肢の一つとしてお墓の移設も考えておられましたが、ご先祖様のお墓が代々その場所にあるため、最終的にはこの場所で墓地をリフォームすることに決められました。工事は基礎の部分からやり直す大掛かりなものとなりました。

 

こちらが完成したビシャン仕上げの古代五輪塔と据え直した13寸の先祖代々のお墓です。
お施主様は「古代五輪塔」の建立が強いご希望でした。五輪塔は上から宝珠形(空輪)、半月形(風輪)、三角形(火輪)、球形(水輪)、方形(地輪)の石から構成されています。古代五輪塔は五輪塔の中でも伝統を継承した重厚で高級感のある作りが特徴です。

 

大きな古代五輪塔間口約1400×奥行き約1300×高さ約2300)なので、まず条件に見合う大きさと品質を兼ね備えた石を確保するのに時間がかかりました。
弊社は採掘から石の加工、販売までをすべて自社で一貫して行っておりますので、高品質のものを良心的な価格でお届けできるのが大きな強みです。
◆香川県産庵治石 採掘元>>

そして石の加工がすべてビシャン仕上げ(ビシャンという名前のハンマーで石の表面を叩いて平滑に仕上げる)となるため、時間と手間を要する作業となりました。お施主様はお墓作りにたいへん熱意を持って取り組んでおられ、ビシャン仕上げも自らやってみたいとおっしゃるほど興味をお持ちでした。

 

先祖代々のお墓の後ろには石製の塔婆立てを設置しました。また昔からの小さな墓石を一列に並べて据え直し、それぞれに小さな花立ても設置しました。

 

数年前にお施主様が初めて弊社にご来店くださったのは、お母様が亡くなられて・・・という時期でした。工事の内容が決まり、五輪塔の石の確保や加工に時間がかかるのは想定内でしたが、コロナ禍により多方面で行動制限がかかるようになり、当初の予定以上に時間がかかってしまいました。その間にご健在だったお父様も亡くなられ、いったんご遺骨を既存の先祖代々のお墓に納骨いたしました。
2022年になり、基礎工事の測量設計など市役所の方とお施主様がやり取りをしていただき、工事に取り掛かることができました。そして、2023年にようやく工事が完了いたしました。
そびえ立つ古代五輪塔を見上げながら、「よくぞここまでできたな・・・」と感動に鳥肌が立ちました。

 

お施主様からは「ここまで来るのにいろいろありましたが、やっと出来上がってホッとしております」と、有難いお言葉をいただきました。
今回の工事ではお施主様が明確なご要望をお持ちでしたので、最初から一緒にご相談・検討を重ねながら作り上げてまいりました。途中修正ややり直しもありましたが、最後まで信頼してやらせていただき、ご要望以上に良いものが出来上がりました。たいへん貴重な経験をさせていただき、ありがとうございました。

この度はご用命くださいまして、誠にありがとうございました。また何かございましたら、いつでもお声かけください。今後共、どうぞ宜しくお願いいたします。

 

株式会社 まるくに石工房 担当:岩澤
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