香川県宇多津町の町営墓地に庵治石中目の和型墓石が完成、改葬に伴うお墓の新規建立。
こんにちは。弊社のブログをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。まるくに石工房の伏見です。
今回ご紹介させていただきますのは、香川県宇多津町の町営墓地に建てさせていただいた和型墓石の事例です。
こちらが完成した庵治石中目を使用した8寸和型墓石です。ご依頼くださったのは50~60代のご夫婦で、徳島県にある奥様のご実家のお墓の改葬にともなう建立です。
奥様のご実家のお墓はお参りに行くのが難しい山奥にあり、お住いの近くの墓地に移して、先々はご主人様のご実家のお墓も移設してお参りしやすくしたいと考えておられました。以前追加彫刻をご依頼いただいたこともあり、チラシをご覧になってお問い合わせ・ご相談をいただきました。当初は徳島県からお墓の移設も考えておられましたが、そちらはお墓じまいをして、お父様とお兄様2名様分のご遺骨を納められる小さめのお墓を建てさせていただくことになりました。
こちらが建立前の墓地の様子です。最初にご相談いただいた時点ではまだ墓地は取得されておりませんでしたが、今回建立するお墓と先々移設するお墓を含めて必要な広さを考慮して、墓地選びからお手伝いをさせていただきました。
工事が始まりました。外柵まで出来上がっています。横長の墓地で、今回新しく建立するお墓の他に、先々別の場所からお墓を移設する予定です。
土間に防草コンクリートを打って基礎工事が完了しました。左側が今回建立するお墓の納骨室、中央の木枠に囲まれた部分は将来移設予定のお墓のための納骨室です。
五色の砂利を敷いて工事が完了しました。奥様のご実家のお墓を改葬したお墓です。
右側の空いたスペースには、将来的にご主人様の実家のお墓・霊標を移設する予定になっています。間に境界線の延べ石を据えています。
こちらの和型墓石はまるくに石工房のオリジナル墓石「みやこ型」です。台まわりがコンパクトで使い勝手が良く、丸フトン付きで高さがあるのが特長です。供物台の中に防風用扉付きのローソク立てと線香立てが収納されており、お手入れのし易さ、お参りのし易さでご好評をいただいております。
後ろに石製の塔婆立てを設置しています。
奥様からは「何から何までお世話になりました」とたいへん喜んでいただきました。気になっておられたご実家のお墓の改葬が完了して、気持ちが楽になられたことと思います。
まだ時期は未定ながらご主人様方のお墓の移設も残っておりますので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
ご遺骨を他の場所に移す場合、「改葬許可申請書」等の書類が必要となります。お墓のある市町村の役場で発行してもらう書類ですが、必要な手続きや届け出に関するご相談・サポートも随時承っております。また、墓地選びのお手伝いも承っておりますので、お気軽にご相談くださいませ。
株式会社 まるくに石工房 担当:伏見
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